症例紹介 柴犬のお腹が黒くて痒い

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とある柴犬のお腹です。皮膚が黒く硬くなってしまっています。

 

柴犬によく見る慢性の皮膚炎です。

 

この皮膚病を患ったペットの飼い主さんは大変です。

痒くて痒くて、毎日毎日、横でボリボリボリボリ・・・・

 

本人も、まいっているでしょうが、

飼い主さんも困り果ててしまいます。

 

画像の症例は、内服薬、シャンプー、外用薬を処方しまして、

一週間後には、痒みがほとんどなくなりました。

 

最近はステロイド剤に代わる薬が、いくつかありますので、

助かります。

 

どこまで、綺麗な皮膚にもどせるか楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかり予防特典 年会費入会金無料

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詳しくは、以下HPをご覧下さい。

hibikigaoka-ah.jp

 

 

以前、ウェルネス会員としてブログに予告していた特典です。

 

遅くなりました。

 

今回この響が丘動物病院を開く大事なコンセプトのひとつが、

大きな病気をしたときに、...
どうにか医療費を抑えられないかということでした。

 

お財布を気にせず。安心して通院してほしい。

大きな病気で、何日も入院になった時に、
何十万円の請求がきたら・・・

大きな手術を受けることになったとしたら・・・

心配は尽きません。

 

せめて、僕たちの病院に通っているかたには、

そういった心配は、軽くしたい。

そう考えました。

 

割引率は、合計金額や外注検査の数によって変わります。

 

会員様がたくさん集まれば

元気に予防に通われる方々の存在が、
運悪く大病をわずらったペットの助けになるという形が、

出来上がります。

 

対象は、

フィラリア予防を7ヶ月以上

ノミダニ予防を7ヶ月以上

6種以上の混合ワクチンを1回以上

行ったペットとなります。

 

薬の組み合わせ例は、

犬の場合

① イベルメック(パナメクチン)+フォートレオン(マイフリーガード)+混合ワクチン

② プロハート12+フォートレオン(マイフリーガード)+混合ワクチン

③ ネクスガードスペクトラ+混合ワクチン

 

猫の場合

① レボリューション+混合ワクチン

 

※ すでに、当院で予防を開始している方も、対象にできます。

 

 

 

 響が丘動物病院 金原

 

 

 

 

4月の診療時間のご案内

4月10日より、HPや診察券でご案内している診療時間に戻ります。

 

月 火 木 金 土  8:30~13:00 16:00~19:00

水          8:30~13:00 

日          9:00~13:00

祝          休診

 

 

なお、4月9日までは3月までと同様に

 

月 火 木 金 土  9:00~15:00

水          9:00~13:00

日  祝       休診        

 

が診療時間となります。

 

 よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

動物病院の医療費を抑える ウェルネス会員制度のご案内

動物病院の医療費を抑える ウェルネス会員制度

 

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今回この響が丘動物病院を開く大事なコンセプトのひとつが、

 

大きな病気をしたときに、...
どうにか医療費を抑えられないかということでした。

 

お財布を気にせず。安心して通院してほしい。

 

大きな病気で、何日も入院になった時に、
何十万円の請求がきたら・・・

大きな手術を受けることになったとしたら・・・

 

心配は尽きませんね。

 

せめて、僕たちの病院に通っているかたには、

 

そういった心配は、軽くしたい。

 

そう考えました

 

そこで、

ウェルネス会員というものを作りたいと思います。

 

ウェルネスとは、予防をしっかりして、

健康に配慮しているという意味です。

 

当院に定期的に通って、

フィラリア(犬のみ)

②混合ワクチン 

③ノミダニ予防

を受けているペットに限り、

いざというときに、高額になった入院・手術の料金を最大30%程、引かせて頂きます。

割引率は、合計金額や外注検査の数によって変わりますが、

高額医療保障のペット版とでも言えるでしょうか。

 

会員様がたくさん集まれば

元気に予防に通われる方々の存在が、
運悪く大病をわずらったペットの助けになるというシステムが、

動かせるかもしれません。

 

ウェルネス会員には、他にも特典を用意したいと思っております。

例えば、

1ペットドック検診の割引

2年間予防料金の割引

3療法食の割引

となります。

 

4月初めには、内容を結論して、HPなどで公表します。

もうすでに、毎年、フィラリア ワクチン ノミダニの、

全ての予防を受けている方は、メリットが多いと思います。

いかがでしょうか? 

 

 

 

 

 

当院の手術について

響が丘動物病院では、避妊去勢、消化器系、泌尿器系、腫瘍まで、
さまざまな手術を行っております。

 

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○当院実施可能手術

去勢 避妊 スケーリング 乳歯抜歯 子宮蓄膿症 乳腺腫瘍
口腔内腫瘍 膀胱結石 皮膚腫瘍切除 鼠径ヘルニア 眼摘
陰睾去勢 会陰ヘルニア 臍ヘルニア 胃切開 腸切開 腸吻合 
胃捻転 精巣腫瘍 帝王切開 チェリーアイ 眼瞼縫合 瞬膜フラップ 
断尾 断脚  など (頻度順)

 

今後、設備の充実をはかり、より多種の手術に対応してまいります。

 

 


○より安心して手術を受けて頂くために


当院では、安心して手術を受けて頂くために、次のことを徹底しております。

  1 飼い主様へ十分な説明をします。

  2 術前検査の推奨

  3 手術について

  4 麻酔について

  5 麻酔について

  6 術後について

 


1 飼い主様へ十分な説明を行います。

 

・ペットに何が起きていて、なぜ手術が必要なのか。

・内科的治療との比較説明。

・どのような内容の手術を行い、どのようなリスクのある手術なのか。

・術後の経過や治癒期間はどうなのか

・費用はいくらくらいかかるのか

 

など、こちらからわかりやすく説明します。
それ以外に、ご質問があれば時間をかけてお答えします。

 

2 術前検査の推奨

・術前の状態に合わせて、術前検査を行います。

 

3 手術

前投与薬から順に、導入麻酔、維持麻酔を行います。
生体モニターで、心電図、体温、血圧、酸素濃度、麻酔ガス濃度など
可能な限り情報を得ながら、手術を行います。

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4 麻酔

ペットの状態や持病に合わせて麻酔薬を選択し、
また鎮静剤や鎮痛剤を組み合わせた麻酔を行います。


5 疼痛管理

手術に伴う痛みは、ペットにストレスを与え、術後の回復に影響し、
治癒を遅らせることもあります。
できるだけ、痛みの回避ができるよう、配慮します。


6 術後

術後のペットの状態を観察しながら、退院まで管理します。
必要に応じて、ICUに入ることがあります。

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全身麻酔の話

みなさんは、麻酔をかけるのは怖いですか?

 

突然の問いかけになってしまいますが、

昨日は獣医麻酔学会のセミナーに参加してまいりました。

 

 f:id:hibikigaoka-ah:20170313135003j:plainこれは、当院の麻酔管理ユニットです。

 

お題目は、...

『麻酔って危ないの?』
1 術前検査で麻酔事故は防げるのか?
2 気道確保のための新しいデバイス
3 血圧測定の重要性
4 人工呼吸の使い方
5 局所麻酔の現状と未来

 

ということでした。

 

この仕事を続けて、あっという間に10年がたちました。

 

日々、患者さんに麻酔をかけるなかで、
感じることや考える事柄について、
共感する部分がとても多かったです。

 

特に術前検査の是非について、私自身思っていたことが、
データーと共に紹介されていました。

 

また、データ上の安全と飼い主さんの安心には、

大きな隔たりがあると、締めくくっていたのも、

最近の僕の感じていたことでした。

 

私がヤフーニュースをポチポチしていたとき、
こんな話がありました。

福島の件で、放射線障害の専門家が、データをもって、住民にどれだけ安全な状況なのかを説きました。
しばらくして、住民に説明会はどうだったか、アンケートをとったところ、

「実は内容はよく覚えていないんだよ」と
「結局ダメなんだろう」と。

 

麻酔の話と似ていますね。

いくら、麻酔事故の出る確率が0.1%と説いたところで、
結局飼い主さんの不安は拭えないですよね。

だとしたら、必要なのは、データだけではなく、
飼い主さんの不安に寄り添った十分な説明なのかもしれません。

「安全と安心は違う。」

と、先生がおっしゃっていました。

その通りですね。

 

今後も麻酔知識技術に磨きをかけるとともに、
不安を和らげられるような、説明や、対応をしていけるよう、
努力してまいります。